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2010-04-23

MI、ミニマムインターベーションという考え方

数年前より、歯科治療においてミニマムつまり最小限の浸襲のみで虫歯に侵された歯を治療するという。考え方が確立されてきました。従来であれば予防拡大形成つまり虫歯に侵されていない歯も予防的に少し削りしっかり維持をもとめるという考えが主流でした。
しかし最近では出来るだけ歯を削るのは少なくおこない自身の歯を残し治療をおこなうという考え方が主流となってきました、すなわち歯を削るのはミニマム最小限でおこなうということです。それには以前では出来なかったさまざまな治療にかかわる条件がととのってきたからです。歯につめるお薬、接着性能、生体に与える影響、材料などさまざまです。お口の中の環境は日々非常に過酷なものです。熱いお茶が入ってきたかと思うと、アイスが入ってくるなど、温度差は激しいものがあります。自然界ではなかなかお目にかかることはないです。この過酷な環境下でさらに物を1日数千回咀嚼しないといけないという、厳しい条件が加わります。この条件を満たす材料が必要になってくるのです。以前は初期虫歯の小さい虫歯でのみ適用されて、大きい虫歯はしっかり削って詰め物(銀歯)をいれることが主流でした。接着材料の向上により強い咬合圧にも耐え、熱い飲み物や氷などの大きな環境の変化にも膨張、収縮がなく安定していること、又フッ素含有材料により再度虫歯にかかりにくい、詰め物を入れた後もフッ素が少しづつ放出され虫歯を予防する働きがあったり、従来では出来なかったことが現実となってきています。又色は白く審美性能にもすぐれています。最近の歯科の技術、材料は日々向上されてきています。但し全ての症例がこれにあてはまるわけではありません。重傷の歯は、かぶせ物をしたり、抜歯に至ることがあります。早め早めの受診を心がけて下さい。

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2010-04-07

今年も桜が満開です

夙川の桜が満開になりました。

さくら2010

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